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東京・青ヶ島の学校から~日本一人口の少ない村の学校での取り組み~【第2回】

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市町村

海底への光ファイバーケーブル敷設工事を見学

 6月27日(木)午後3時30分から、工事現場である三宝港にて、青ヶ島小中学校の子供たちの見学会を開催しました。
 現在青ヶ島村では、東京都が実施する本土と同水準の情報通信環境の実現を目指した情報通信利用環境整備推進事業として、八丈島~青ヶ島間の海底光ファイバーケーブルの敷設整備が進んでおります。この整備事業は今年度中に完了し、次年度からは超高速ブロードバンドサービスの提供が開始される予定です。現在のADSLを使っての通信環境から飛躍的な発展につながる歴史的な工事となることから、子供たちに地域の社会環境への理解と関心を深めるとともに、島の未来について考える貴重な機会になればと考えて、工事業者の方の全面協力のもと、見学会を開催しました。工事業者の方から、光ファイバーケーブル等について説明があった後、実際に大型の掘削機が稼働しているところを目の前で見ることができました。見学した子供たちからは、「港に大きな機械が設置されていて驚いた」という感想や、「ケーブルを通すために何メートル掘るのですか?」と工事業者の方に質問したりしていました。
 青ヶ島村の生活環境や子供たちの学習環境が向上することに大きな期待を寄せて、その未来の姿を想像しながら工事を見学しました。
(木下和紀・青ヶ島小中学校校長)

東京・青ヶ島の学校から~日本一人口の少ない村の学校での取り組み~