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「SKYMENU Cloud」に新たな支援ツールと追加機能が登場

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児童生徒の画面が一覧で確認できる

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 2024年度に「SKYMENU Cloud」に登場した「Devicecontrol Edition」は、その名の通り、児童生徒の端末制御に優れた、子どもの学びを見守る授業支援ツールだ。例えば、児童生徒用端末のデスクトップ画面や端末の充電状態を一覧で表示でき、夜間の利用や指定したウェブサイトの利用を制限したり、端末の使用を一時停止したりすることができる。さらに、Google Workspaceと組み合わせて、Wordデータなどの配布・回収・返却を一斉に行える。児童生徒が作成したファイルがコピーされて回収する仕組みで、児童生徒の端末にデータが残るのが特長だ。
 さらに、「SKYMENU Cloud Professional Edition」は、2025年3月にアップデートが行われ「授業研究モード」が追加された。このモードでは、教員同士が教員役と児童生徒役に分かれて模擬授業を行うことができる。通常の授業で使用する環境とは別環境で実施されるため、誤って模擬授業用の資料などを授業で使用してしまうことを防げる。
 「SKYMENU Cloud」の両エディションに「CBT支援」の機能も追加された(「Professional Edition」はオプション、「Devicecontrol Edition」は標準搭載)。指定したウェブサイトを全画面表示で固定する機能やタイマー機能、テスト中に教員を呼べるコール機能が付いているため、不正防止や公正なテストの実施に期待が持てる。
 Sky(株)が提供する「SKYMENU Cloud」は、目まぐるしく変わるICT教育の環境に合うアップデートが行われている。今後の機能の追加にも注目だ。

「SKYMENU Cloud Professional Edition」=https://www.skymenu.net/
「SKYMENU Cloud Devicecontrol Edition」=https://www.skymenu.net/devicecontrol/

 問い合わせ=Sky(株) 電話03・5860・2622

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