持続可能な大会運営へ 日本中体連とカンコー学生服が連携協定
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日本中学校体育連盟とカンコー学生服(岡山市)は10日、全国中学校体育大会(全中大会)の持続可能な運営に向けて連携協定を結んだ。日本中体連は昨年、全中大会を令和9年度以降縮小することを公表。自治体との調整から協賛の契約、広報活動まで幅広く運営で協力していく。
学校制服や体操服の製造販売をしている同社は現在、日本中体連の特別賛助会員。教員の働き方改革や、大会を含めた部活動の在り方が変わる中、自社でできることを模索していたとして、全中大会の運営方法が変わるタイミングで今回、協力を申し出た。同社では社内での体制も整えた上で進めるという。
現在の全中大会では、運営のほとんどを教員が担っている。教員の負担軽減に向けて日本中体連は、人員・予算などで支援してくれる企業・団体を集めるに当たり、全国の中学校教育に関わってきた同社の力を借りたい考えだ。