都教委が辞令交付式 新採教員1100人が出席
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令和7年度が始まった1日、東京都教委は新規採用者に入都式を開いた。新たに都立学校に採用された約1100人が出席した。新規採用者らは教員人生の第一歩を踏み出した。
坂本雅彦教育長は「教育に対する熱意や使命感を持ち、自らの職責を果たすことができる教員になってほしい」と挨拶した。その上で、
・子どもへの深い愛情を持つこと
・管理職や同僚・保護者などと良好なコミュニケーションを築くこと
・学び続ける意欲を持つこと
―の三つを心がけるよう求めた。また併せて、性暴力や体罰、不適切指導の防止も呼びかけた。
代表して辞令を受け取った都立北豊島工科高校の柴田寧々教諭は、子どもの頃に関わった教員の存在がきっかけで教職を志し、これまで臨時的任用を経て、今回正規採用された。「自分らしさを忘れず、より一層子どもたちと関わっていきたい」と意気込みを語った。
入都式後には、初任者研修の開講式も開かれた。