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三原こども相、自殺対策の一環でワークショップ 参加した高校生と意見交換会

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 三原じゅん子こども政策担当相は3月24日、「深い悩みを持った友人への寄り添い方」を学ぶワークショップを経験した高校生との意見交換会を開いた。ワークショップは、政府の自殺対策の一環として1月に実施。会合後、三原氏は「ワークショップをやってよかった」「信頼できる、相談してもらえるような大人に私たちもなりたい」などと話した。
 会合には、長野日本大学高校(長野市)の1年生が参加。ワークショップでは、NPO団体から、子どもの現状などについて説明を受けた上で、カードゲーム形式で深刻な悩みを持つ友人に寄り添う支援について思いを巡らすなどしている。
 生徒の1人は会合後、「カードゲームを通して、友人や周りの大人に相談できるようになった」などと話した。
 添谷芳久校長によるとワークショップは「総合的な探究の時間」で実施。生徒同士で悩みを受け止め合うことが課題だったため、ワークショップを導入したという。

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