文科省は、学校の端末や通信環境の整備を担うICT支援員の適正配置を求める資料を作り、ウェブサイトで公表した。ICT支援員の活用例などを紹介している。ICT支援員の配置割合は令和5年度末、4・5校に1人で増加傾向にあるものの、約3割の自治体では未配置だった。同省では4校に1人の配置を目標に令和9年度末まで財政措置を延長している。
　同省の調査では、都道府県で配置の差が大きく、北海道や岩手県では支援員1人あたりの学校数が15～16校と、目標を大きく下回っていた。