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北九州市教委、いじめ仲裁に「ADR」

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市町村教委

 北九州市教委は、来年度から、いじめの仲裁を弁護士が担う制度を試験的に始める。被害側、加害側の双方の同意があれば、弁護士が間に入り、証拠や証言を集めるなどするという。子どもの権利など、専門性の高い弁護士が担当する。「ADR」(裁判外紛争解決手続き)と位置付ける。
 ADRでは、裁判によらず公正中立な第三者が当事者間に入り、話し合いを通じて解決を図る。民事の紛争が対象。傷害や器物損壊、窃盗など刑事事件は対象から外れる。裁判所、弁護士会、民間事業者などが担う。

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