牛乳パックからオリジナルの絵はがきをつくる 「第21回手づくり絵はがきコンクール」表彰式を開催
6面記事
星美学園小学校・3年生 富田藍李さんの作品「今年もさいたよ!!」
日本製紙連合会
日本製紙連合会は、牛乳パックなどの一度使った紙をリサイクルして絵はがきに仕上げた作品を募集する「第21回手づくり絵はがきコンクール」の表彰式を開催した。
同コンクールは、子どもたちが紙のリサイクルを身をもって体験し、紙への関心を高めてもらうことを目的に全国の小学生を対象に開催されている。今回で21回目を迎える本年度の募集テーマは「夏の思い出」。全国から2876枚(団体応募は143校(2445枚)、個人応募は431枚)の作品が集まった。
本年度の団体の部の最優秀賞は、116作品を作り上げた笠間市立友部小学校(茨城県)が受賞。全応募作品を対象にした個人の部では、星美学園小学校(東京都)3年生の富田藍李さんの作品「今年もさいたよ!!」が最優秀賞に選ばれた。
最優秀賞を受賞した富田さんは、和紙を花びらや、葉の形にちぎるのは難しかったと話した他、「牛乳パックからはがきを作る作業は楽しかったです。普段は、捨てている牛乳パックが自分だけのオリジナルはがきとして、生まれ変わってくれたことに感動しました」とコメントした。
表彰式は、各受賞校で1月に開催され、各賞の賞状と副賞の贈呈や日本製紙連合会による講評があった。
今回のコンクールの受賞作品や表彰式の模様については、以下の特設サイトにて確認できる。
「第21回手づくり絵はがきコンクール」特設サイト=https://www.jpa.gr.jp/about/pr/hagaki21/index.html