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ひとりでもみんなでももっと学べる Live型ドリル教材

10面記事

ICT教育特集

「タブドリLive!」
東京書籍

 東京書籍(株)が提供する「タブドリ Live!」は、児童・生徒の学びや学習状況の見守りを支援するデジタル教材だ。これまで提供していた「問題データベース タブレットドリル」を「タブドリ Live!」としてリニューアルし、2024年11月には、第21回 日本e-Learning大賞(最優秀賞)を受賞した。
 1回のドリル学習にかかる時間はおよそ5分。教科書の目次に合わせたドリル学習ができ、自身の平均点や進捗も手軽に確認できる。手書き入力による解答や線結びなど、11種類の出題形式があり、どの問題も手を動かしながら、紙のドリルに近い感覚で取り組むことができる。学習履歴に合わせた問題が出題されるコーナーもあり、個別最適な活用も可能だ。
 毎日の学習成果は、カレンダーから確認でき、学習の結果や進捗に応じて各種プライズを集めることができる。また、学習することで集められるポイントを使って、「タペット」と呼ばれるアバターのカスタマイズをすることも可能だ。組み合わせは100億通り以上! 世界に一つだけのタペットをつくることも楽しみのひとつとなるだろう。タペットを通して全国のみんなに会ったり、表彰式が開催されたり、ゆるくつながった「タブドリ Live!」の世界で、みんなの姿やがんばりを感じることができる。
 教員は、教科ごとの平均点や累計学習時間などクラス全体の傾向のほか、ドリルごとの正誤情報や平均点、かかった時間などを確認できる。課題配信では、ドリルに掲載されていないオリジナルの問題の作成・配布ができるなど細かな設定も可能だ。
 児童生徒は「タブドリ Live!」を自ら開き、自主的に学びに向かうので、基礎学力や学習習慣の定着を期待できる、NextGIGA端末整備に最適なデジタル教材だ。新しい学習の形として、新学期から導入するのはいかがだろうか。

 問い合わせ=東京書籍(株)
 https://tabdri.jp/service/

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