外国人生徒入試 176人が不合格 東京都立高校
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今春入学の都立高校入試の在京外国人生徒枠で176人の不合格者が出た。昨年より72人増え、最多だった。在京枠を巡っては、本年度、都教委が実施校を4校(募集人員80人)増やしたが、外国人生徒の増加に追い付いていない。
国際バカロレアコースを置き、試験日が遅い都立国際高校を除く11校の結果を都教委が公表した。在京枠は日本語か英語の作文と面接で選抜する。
本年度在京枠を新たに設けたのは、いずれも定時制を置く一橋、浅草、荻窪、砂川の4校。それぞれ20人定員で、昨年より80人増えたが、合格したのは68人だった。不合格者は一般入試に回ることができるが、在京枠を設けていない高校では入学後の支援体制が十分ではないとする課題が指摘されている。