はじめて学ぶ哺乳類
16面記事
山本俊昭著
著者は新聞で、大学生に「日本にはどんな野生動物が生息しているのか」を聞くと「ブタ」と答えたという記事を読み、本書の執筆を決めたという。
都会に住んでいると、野生動物を実際に見ることがあまりないかもしれない。
しかし、東京都内でも、サルやシカは出没しており、時々ニュースになっている。それでも、多くの人にとってはなじみが薄いかもしれないが、実は都内には、ツキノワグマやカモシカなど43種類もの在来哺乳類が住んでいる。
本書は哺乳類に関わる知識の偏りを改め、動物が好きな中高生や大学生の学習の導入になればと作成。
性別や年齢、行動、食生活、繁殖などの基礎や人との関わりなどを広く学ぶことができる。
(2420円 文一総合出版)
(Tel03・6261・4105)