体育館を適切に維持管理するワックスに代わるメンテナンス剤
12面記事「ANZENノンワックス」
ヤブ原産業
体育館のワックスがけや水拭きは、2018年より安全性の観点から禁止されているが、一方で代替となる有効な清掃方法が見つけられていない学校も多いようだ。こうした中、ヤブ原産業は1月、まったく新しい体育館の床のメンテナンス剤として「ANZENノンワックス」を新発売。子どもや教師をけがから守り、スポーツにおける高いパフォーマンスを発揮できるメンテナンス剤として注目を集めている。
「ANZENノンワックス」は滑りやすくなってしまった床面のグリップ力を回復させるメンテナンス剤。水分や文部科学省環境衛生基準の定める揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド等)を一切含まないシックスクールにも対応しており、4~6カ月に一度の使用で床の木材剥離による危険な事故から子どもや教師を守り、施設を適切に維持管理できる。
誰でも簡単に施工可能
気になる使用方法だが、使い方はワックスと同様で、専門業者に依頼する必要もない。缶からじょうろ等に移し替え、直接体育館床面に適量を散布し、モップで均一に伸ばしながら塗布、その後乾燥させて完成。日常の清掃と同じ感覚で使用できる。費用もウレタン塗装の15分の1程度と低コストだ。
時に思いもかけない状況や場所で事故は起こるが、すでに危険性が分かっている場所は早急に対策を施したい。
問い合わせ=ヤブ原産業(株) 電話048・290・4111