都教委、都立高校で新科目検討 データサイエンスや生成AIを学習
NEWS 東京都教委は、都立高校でデータサイエンスや生成AIなどを学べる新たな独自科目の設定を検討している。学習指導要領の内容だけでなく、将来のキャリアに役立つ新分野の学びを後押しする。デジタル教材を作成し、学校が専門家と協働して指導できる環境を整える考えだ。
9日の定例会で報告した。新分野の科目の内容例としてデータサイエンス、生成AI、アントレプレナーシップ、メディアクリエーション(コンテンツ制作など)、行動経済学、ゲーム理論など挙げた。
また、デジタル学習環境の整備も進める。生徒と教師を結ぶeラーニングシステム(LMS)を提供し、AIドリルや学習ポートフォリオなどの機能を載せる。生徒の興味関心に合わせた教育を柔軟に展開するためにデジタルとリアルの組み合わせを検討するとしている。