文科省が生成AI指針を改定、小学生利用は慎重に
NEWS 文科省は昨年12月26日付で、初等中等教育段階の生成AI利用に関する指針を改定した。令和5年7月に公開した暫定版に続くもので、新たに「児童生徒が学習活動で利活用する場面」についての章を創設。暫定版の考え方を引き継いだ上で、小学生による利用は慎重に考えるべきだとしている。
暫定版では、活用が考えられる場面として7項目を示している。改訂版では新たに、「教科書等の内容を児童生徒それぞれの進度に合わせて理解するために、解説やイメージを出力し、より内容に対する深い理解を生み出す助けとする」などを加えた。