学習指導要領改訂へ、児童・生徒の意見も聴取 文科省
NEWS 文科省は、学習指導要領改訂に向けた議論の中で、児童・生徒の意見を聞く機会を設ける。昨年制定されたこども基本法の趣旨を踏まえた。来年1月27~31日にはオンラインでのヒアリング、1月14日から2月2日まではウェブアンケートを実施する。
同法では、子どもの意見表明機会の確保や、子どもの意見の尊重を基本理念に掲げている。国や自治体は、こども施策の策定に当たっては、子どもの意見を反映するよう義務付けている。
同法制定後初めてとなる学習指導要領改訂では、全国の小・中学生、高校生の意見を広く集め、参考とする。将来はどのような社会にしていきたいか、そのためにはどのような力を付けたいか、これからの授業や教科書、成績評価方法はどうしていくべきか、などを尋ねる。
対象は小1~高3までの児童・生徒。こども家庭庁の「こども若者☆いけんぷらす」への登録が必要。