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大阪万博キャラバン 「イシグロイド」が東京訪問

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 国内では20年ぶりとなる国際博覧会を控え、政府は小・中学校をはじめとする教育機関を対象とした出張授業を始めている。6日には、発達障害がある青少年らが学ぶ翔和学園(東京・中野区)を会場として、大阪大学の石黒浩教授がサングラス姿の自分自身とそっくりなアンドロイドと共に、来年の大阪・関西万博への思いを語るなどした。
 この出張授業は、「EXPOスクールキャラバン」の名で9月に始まった。総合地球環境学研究所の山極壽一所長らが協力している。
 石黒教授は、大阪・関西万博に設けるパビリオンの一つを担当している。さまざまなアンドロイドとロボットを出展する予定。
 この日は、人口減少が進む中、ロボットやアバターと一緒に暮らす賑やかな社会を作りたいなどと述べた。また、アンドロイドなどの研究を通して人間についての理解が深まるとも訴えた。自身のアンドロイドは、「イシグロイド」とも呼ばれている。
 同学園は「18歳以上の特別支援教育」を掲げて平成14年から活動を始め、現在はNPO法人が運営している。小・中学生、高校生に相当する年代の子ども、若者も受け入れており、学籍がある学校で出席扱いとなるよう連携を広げている。

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