視力1・0未満、小学校でも4割近く 文科省保健統計
NEWS 文科省は27日、令和5年度の学校保健統計調査の結果(確定値)を公表した。裸眼視力1・0未満の割合は小学校で37・79%、高校で67・80%などと学校段階が進むにつれて高くなっていた。前年度と比較すると、わずかに減っていた。
幼稚園では22・92%、中学校は60・93%だった。文科省では、調査時期が異なるため、令和元年度までの結果とは比較できないとしているが、小・中学校では10年前よりも約7ポイント増えており、子どもたちの近視が進行している。
一方、虫歯の割合は昭和40年代頃をピークに減少しており、令和5年度は幼稚園22・55%、小学校34・81%、中学校27・95%、高校36・38%だった。