第17回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」 受賞者を表彰
4面記事表彰式の様子
高橋松之助記念顕彰財団
(公財) 高橋松之助記念顕彰財団(東京都新宿区・浅野純次理事長)は、読書推進と、文字・活字文化振興で成果を上げた学校及び地方自治体・団体、個人を顕彰する第17回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の受賞者を発表、受賞者を表彰した。
同事業は、東京出版販売(株)(現・(株)トーハン)元社長・高橋松之助氏と夫人リウ氏の遺産である(株)トーハンの株式の配当金をもとに運営され、文字・活字文化の振興に資することを目的とするもの。
「朝の読書大賞」は学校で始業前の毎朝10分間、児童・生徒、教師が全員で本を読む、という「朝の読書」活動で、特に顕著な成果を上げた学校を表彰する。
「文字・活字文化推進大賞」は地域における読書推進、文字・活字文化の振興活動が対象で、地方自治体・団体・個人らが対象となっている。
今回、都道府県立図書館としては初めての受賞となった鳥取県立図書館は、開館当初から地元書店との共存を重視し、地元の人々や団体、企業を巻き込んだ読書活動推進の取り組みが高く評価された。西尾麻都子館長は、「今後も地域の課題を解決するために図書館サービス提供に努めていきたい」と話した。
今回の受賞校・受賞団体は以下の通り。
【朝の読書大賞】
大江学園 福知山市立大江小学校・大江中学校(京都府福知山市)
学校法人開成学園 大宮開成中学校(埼玉県さいたま市大宮区)
愛知県立豊橋南高等学校(愛知県豊橋市)
【文字・活字文化推進大賞】
鳥取県立図書館(鳥取県鳥取市)
問い合わせ=(公財) 高橋松之助記念顕彰財団 事務局 電話03・5225・9711
ホームページ=http://www.takahashi-award.jp