一刀両断 実践者の視点から【第596回】
NEWS強盗予備罪での中学生逮捕
茨城県の中学生が山口県で逮捕されたという。強盗予備罪の容疑があるとのことである。他に、千葉県と茨城県の自称高校生も逮捕されたという。このことを報じる記事には危機感を持った。
中高生が指示されるまま凶悪犯罪に踏み込んでいる。千葉・茨城から山口となるととんでもないスケールで展開されている事になる。
実行者相互の面識がなく「高収入」をうたう犯罪行為を今後どの様に防ぐのか。関係機関は対策を急がねばならない。同系統の犯罪が連鎖拡大しているからである。
近所でも不審なワンボックスカーから何人かが降りて来て数軒の様子を伺っていたので警察に通報した。同様の犯罪に関連していると指摘していた。
かなりの広範囲で指示役から動かされている実行犯が下見に来ている事が分かる。町会ではラインで情報を頻繁に交換しているから、タイムロスなく情報を把握できているが、こうした対応策を早急に整備し防犯カメラの設置を義務付ける必要があるのではないだろうか。
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)