給食調理室の冷房設置率8割超え
NEWS 文科省は高校を除いた公立学校の給食調理場の冷房設置状況を9月時点で調べ、結果を公開した。前回の令和2年と比べ、調理室の冷房化率は、単独調理場で83・6%と17・1ポイント増加し、共同調理場は91・4%と14・1ポイント増加した。
調査対象は単独調理場と共同調理場の調理室、下処理室・洗浄室、休憩室。単独調理場と共同調理場の休憩室での設置率は95%を超えた。単独調理場の下処理室・洗浄室での設置率は55・8%と他と比べると低かった。
都道府県別の下処理室・洗浄室の冷房化率では、単独調理場は大分県が26・2%と一番少なく、共同調理場は香川県の55・6%が一番少なかった。
文科省は今後、給食調理場の整備について財政面を含めて支援していくとしている。