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水戸生涯学習センターが教職員向け生成AI講座

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地域・支援団体

 茨城県の水戸生涯学習センターは24日、教職員を主な対象として生成AIに関する講座を開いた。視聴覚教育指導者等研修会と位置付け、民間から講師を招いた。チャット型の生成AIの利用に当たっては、指示の出し方の基本形を紹介。望ましい回答を得るためにどのような情報を入力するとよいかなどについて話した。
 講師はソフトバンクでCSR事業を担当する五十嵐祐二さん。高校生を対象に生成AIについての講師を務めるなどしてきた。
 チャット型の生成AIに関しては得意分野と不得意分野がそれぞれあるとし、得意分野は「文章を作る」「アイデアを提案する」「相談相手になる」を挙げた。苦手分野としては、「最新や内部の情報を用いるもの」「正確性が必要な情報や検索」「数学的な計算」を提示した。
 指示の出し方の基本形としては、生成AIに役割を与え、置かれた状況を示した上で、指示を出すといったものを示した。望ましい回答を得るための条件も箇条書きにして挙げることも有効だとした。

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