教員の負担を抑えて熱中症予防
20面記事暑さ指数センサーの設置例(屋外)
エイムネクスト
近年は、熱中症による死亡者数が千人を超える年が頻発していることから、政府は昨年5月に「気候変動適応法の改正」を閣議決定し、今年の4月1日から全面施行した。
文科省『学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き』においても、暑さ指数を基準とする対策・体制づくりのポイントとして、適切な情報収集の手段と全教職員への伝達方法を整備することを推進している。
エイムネクストでは、熱中症予防対策を支援する製品として、学校現場の暑さ指数(WBGT)を自動計測、情報共有する「熱中症アラートシステム」を販売している。同システムは、電源レスで設置可能なセンサーを、校庭、体育館等、暑さの監視が必要な場所へ設置。自動計測された暑さ指数を受信・記録し、関係者がいつでもパソコン、スマートフォンから確認することができる。また、職員室や出入口にディスプレイしたモニターで注意喚起も行える。危険値に達した場合は自動的にメール、SMSを通して登録者へアラートが通知され、現場で適時に判断・対応が可能だ。
導入した教育施設からは、「以前は暑さ指数の計測などを担当者が都度行っていたが、必要な時にパソコンでデータを確認できるので対策が取りやすかった」「自動でアラートが来るのは安心。熱中症警戒への皆の意識が高まった」という声が聞かれる。
児童・生徒及び教職員の安全を守るためには、活動場所での暑熱環境をリアルタイムに把握し、情報共有することが必要だ。校庭、体育館、テニスコート等の暑さの監視が必要な場所へセンサーを設置することで、迅速な判断・対応が可能となる。
活動場所の実測データ履歴を今後の対策のために分析・活用することもでき、学校現場の熱中症対策の最適化をサポートする。
問い合わせ=エイムネクスト(株) 担当:清水・金澤 電話03・3453・3900
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