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無垢のぬくもりを、すべての子どもたちに 国産スギ材でつくる「Gywood(R)学校机」

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施設特集

徳島県内小学校で「Gywood(R)学校机」を採用

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 学校施設は児童生徒が1日の大半の時間を過ごす生活の場であるため、豊かな心身をはぐくむ環境を整備することが求められている。中でも、学校にいる間に一番長く触れているものが学校机だ。だからこそ、木のぬくもりを感じられる本物の素材、無垢材を使った「Gywood(R)(ギュッド)学校机」はふさわしいといえる。
 スギなどの軟らかい針葉樹の板材の表層部を、圧密技術によって高密度化した素材の「Gywood(R)」は、表面を硬くすることで、無垢の意匠性・質感を維持しつつ耐傷性を向上。針葉樹の特長である軽さはそのまま残しているため、児童でも持ち運びやすい。
 日本の森林面積の約4割におよぶ人工林の多くはスギが占めている。人工林資源は「少子高齢化」状態であり、高齢化によって大径化したスギは住宅用には製材しにくく、軟らかく傷つきやすいことから用途が限られる。加えて、高齢化した木は二酸化炭素の吸収能力が減退するため、適切に伐って植林・保育することで、森林全体での吸収能力を上げていくことが大切になる。
 こうした中、「Gywood(R)」は低迷しているスギ大径材の価値を上げ、木材の再生産促進に貢献。さらに、児童生徒に木や森林を身近なものとして意識させ、環境問題へと目を向けるきっかけにもなる学習机だ。

 問い合わせ=ナイス(株) 電話045・505・5040
 https://gywood-muku.jp/

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