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児童生徒のモチベーションアップに Live型ドリル教材「タブドリLive!」

10面記事

ICT教育特集

東京書籍

 東京書籍(株)は、これまで提供してきたデジタル教材「問題データベース タブレットドリル」をユーザーからの改善要望に応えるため、2024年4月から「タブドリLive!」としてリニューアルした。
 同社の「タブドリLive!」は、基礎学力の向上や学習習慣の定着を図る機能はもちろん、児童生徒の家庭における学習・生活状況を見守る機能や、みんなのLive!で全国のユーザーと緩やかにつながるシステムなどを搭載している。
 1回のドリル学習にかかる時間はおよそ5分。教科・学年ごとに教科書の単元が一覧で表示され、2回目以降は、前回学習した単元が自動的に表示されるので、すぐに目的のドリルにたどりつける。解答も一覧で表示され、間違えた問題だけを正解するまで何度も解き直すことができ、さらなる知識の定着を促す設計となっている。また、並び替えや線結び、手書き入力などの豊富な解答方式があり、紙のドリルに近い感覚で、手を動かしながら取り組むことができるのも魅力の一つだ。
 児童生徒の解答結果や取り組み状況を見取る機能も充実している。クラス全体の教科・単元ごとの平均点や学習時間などが自動的にグラフで表示され、他のクラスや全国値と比較することができるため、教員が集計する手間なくクラス全体の傾向を掴むことができる。
 課題配布では、ドリルの問題を自由に組み合わせられる他、ドリルに掲載されていない問題やオリジナル問題を配布できるなど、教員の裁量で活用実態に合わせた細かな設定が可能だ。
 学習で得たポイントをアバターのアイテムに交換できるなど、児童生徒のモチベーションを保つ工夫が随所に凝らされており、個別最適な学びを「楽しく」実践するのに有用なサービスとなるだろう。

 問い合わせ=東京書籍(株)
 https://tabdri.jp/service/

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