日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

16~29歳女性の1割強に痴漢被害

NEWS

行財政

 16~29歳の女性のうち1割強に痴漢被害があったことが内閣府による委託調査で分かった。被害経験のある男女のうち8割以上が19歳までに被害を受けていた。近年では、大学受験生を標的にする痴漢が問題化しており、文科省が大学側に配慮を求める事態となっている。
 この調査は2月に、3万6000人あまりの男女モニターを対象としてウェブ方式で実施。モニターの男女別内訳は男性が30・9%、女性が67・8%で年齢別の内訳は16~19歳が25・2%、20~24歳が32・7%、25~29歳が42・2%だった。被害経験があった2346人に詳細な状況などを尋ねた。
 痴漢被害者の割合は女性が13・6%、男性が3・6%だった。初めて被害にあったときの年齢は「15歳以下」が35・4%、「16~19歳」が46・4%、「20~24歳」が16・3%、「25~29歳」が1・9%だった。

行財政

連載