日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

神戸市教委、「ポケトーク」を導入

NEWS

市町村教委

 神戸市教委は本年度、日本語を十分に習得していない児童・生徒を支援しようと、日本語の授業を外国語に翻訳する機材を導入した。ポケトーク社によるもので、これまでの支援員派遣に加えて支援を強化する。無線マイクを通し、教員が話す日本語が児童・生徒の母国語となって児童・生徒の手元の学習用パソコンに表示される仕組み。
 同市の外国籍児童・生徒数は平成30年から増え続け、今年は平成29年の1・4倍ほどに当たる1707人を数える。出身国は60以上。中国が約半数を占め、ベトナム、韓国・朝鮮、フィリピン、ネパールと続いている。このうち、日本語指導が必要な児童・生徒は657人となっている。

市町村教委

連載