中学校の体育館に「スポットバズーカ」を導入

「スポットバズーカ」綾瀬市中学校体育館に導入
イーズ

　イーズの公立小中学校への導入実績は全国７００校以上。教室の空調も含め通算３万台を超えている。２０２３年度には神奈川県綾瀬市立の中学校、５校全ての体育館へ合計３９台の「スポットバズーカ」の設置が完了した。体育館の広さに対する設置台数（約１２５平方mに１台設置）も決め手となった。
　「スポットバズーカ・シングルタイプ」の吹出口の風速は８m／s（汎用の床置型エアコンは通常３m／s程度）、最大風量は８３平方m／minだ。ほとんどの体育館の横幅の距離である約３０m先でも風速０・５m／sの風が届く。直進性がある大風量が体育館の活動スペースに合わせて温度の低い層を作り、効率的に冷やす。１台あたりの冷房範囲が広いため設置台数が少なく済み、導入費用も工期も圧縮できる。
　当初懸念されていた風や音の影響についても、ボリュームコントローラーで最小４０平方m／minまで調整ができ、競技や式典などでも使用できることを確認した。冷房効果は今夏に実測して検証する予定だ。もちろん冬場は暖房としても使用する。今回の「スポットバズーカ」設置と合わせて、非常時に半分の機器を運転することができる容量の発電機とプロパンガスも整備した。同市では２０２５年度までに、市内の全小学校１０校の体育館に設置することを目標としている。

　問い合わせ＝(株)イーズ　電話０１２０・８３８・７２２　https://esinc.co.jp/