特別支援教育コーディネーター専任教員配置 仙台市教委
NEWS 仙台市教委は新年度、特別支援教育コーディネーター専任の「インクルーシブ推進教諭」をモデル校5校に配置する。学級担任を持ちながら特別支援教育コーディネーターをこなすのは負担が大きいため、業務軽減を図りつつ特別支援教育の専門性の発揮に集中してもらうことが狙い。
モデル校ではインクルーシブ推進教諭が特別支援教育に関する校内の中核として支援体制整備に当たる他、地域共通の課題の解決に向けた近隣の学校との連携の中心役を担う。市教委は地域の特別支援教育のリーダー的な存在としての役割を期待する。
インクルーシブ推進教諭が特別支援教育に専念する分、他の業務や担任などを担う常勤講師をモデル校に1人充てる。予算案には常勤講師の人件費3000万円を盛り込んだ。