東京書籍

　「不注意によるミスを繰り返す」「集中力が続かない」といった子どもたちの認知機能の強化をサポートするトレーニングとして注目を集めている「コグトレ」。「コグトレ」とは、社会面、学習面、身体面の３方面からのアプローチで困っている子どもを包括的に支援するプログラムだ。
　東京書籍(株)が提供する教材「コグトレオンライン」は、そのうち学習面のトレーニングができる教材。１回のトレーニングが約５分と短く、朝学習などで手軽に取り組める。特別な知識がなくても、パズルやゲーム感覚で誰でも楽しくトレーニングできるため、「またやりたい」という意欲につながりやすい。トレーニングの数は豊富で、「覚える」「数える」「見つける」「想像する」の４分野のトレーニングが計８５５回、３６００問以上収録されている。２０２４年４月には、「写す」の分野のトレーニングが追加される予定。トレーニング後は、自動採点ですぐに結果が見え、子どもたちが主体的に見直すことが可能だ。教員のための便利な機能も充実しており、「学習履歴管理機能」では、子どもたちの取り組み状況や結果を数値やグラフで確認できる。また、「今週のコグトレ」を使用すると、トレーニングの分野や難易度の設定をするだけで、適切なカリキュラムが自動的に作成され、毎週一定量のトレーニングが配信される。
　実際に「コグトレオンライン」を導入している小学校の教員からは、トレーニングの効果について｢板書をノートに書き写すのに時間がかかっていた児童が早く写せるようになってきた｣などの声が上がっている。
　インストール不要のWebアプリであるため、導入も簡単だ。同社の「コグトレオンラインサービスサイト」では、教材の実践事例が紹介されている。毎日の５分間で「コグトレオンライン」を使ってみてはいかがだろうか。

　問い合わせ＝東京書籍(株)
　https://cogtr-online.jp/service/