産地を知り「食材」の知識を深める
4面記事服部栄養専門学校
学校法人服部学園・服部栄養専門学校(校長=服部幸應)は、鹿児島県との産学連携授業「かごしまの『食』体験授業」を栄養士科と調理師本科で実施。1月26日には新メニューと「かごしまの食発表会」が行われた。
「かごしまの『食』体験授業」は今回で5年目を迎える。今年度は、11月29日と30日の2日間で栄養士科1年、調理師本科2年が同授業を体験した。
栄養士科は「まめこぞう」を使用。オンラインで鹿児島の農家とつなぎ、質疑応答を行い「まめこぞうの開発にはどのくらい時間がかかったのか」「台風対策は何をしているのか」などの質問が飛び交った。
調理師本科では、西洋料理、日本料理、中国料理、製菓製パンの4つのコースが「新ごぼう」「鹿児島黒牛」「黒さつま鶏」「大将季」を使用し調理実習を行った。
「かごしまの『食』発表会」では、同授業を受講した栄養士科と調理師本科の代表学生が、授業で学んだことや調理実習の様子、感想を発表した。加えて、同校の講師考案の新メニュー10品の試食会も行われた。まとめとして服部校長は「学生にとってさまざまな食材に触れられる良い機会になっている。今後もこのような授業を続けていきたい」と締めくくった。
代表学生による発表