GS外断熱パネルによる断熱改修への提案
13面記事GS外断熱パネルを採用した中学校
日本ハウス
GS外断熱パネルは、学校施設、県営住宅・市営住宅・マンションなどの集合住宅、低温倉庫、工場などの大規模建築物から戸建て住宅まで使用できる断熱材との複合パネルである。一般に、RC造での外断熱化は、建物内部の住環境や熱環境は内断熱より優位で、暮らしやすい内部空間を実現でき、付随して、結露防止やカビの抑制にも結び付く。さらに、構造躯体(鉄筋コンクリート)の蓄熱性を活かすことで、室内環境のエネルギー効率が良くなり、省エネに貢献できることは大きな特徴である。
また、外壁(表皮)を、衝撃に強いGRC(耐アルカリガラス強化セメント)にすることで、過酷な外部環境から躯体を保護し、建築物の長寿命化に貢献できることも特徴の一つである。
現在、住環境の改善、建物の資産価値向上や長寿命化、LCC(ライフサイクルコスト)・ストックマネジメント計画は、社会の重要課題である。2050年カーボンニュートラルの実現に向けても、建築物の断熱性の向上は必須である。また、既存建物の断熱性能の飛躍的アップには、外断熱改修は最も効果的な方法であり、特に学校という、未来を担う子どもたちの育成空間の改善は、急務である。
問い合わせ=日本ハウス(株)
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