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能登半島地震、孤立集落の小中学校に300人が避難

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 1日に発生した令和6年能登半島地震に関し、文科省は3日午後1時30分時点での被害状況をまとめ、石川県を中心に公立の小・中学校、高校、特別支援学校、大学の計40校が避難所となっていることを明らかにした。学校種別では高校が27校と最も多い。
 学校管理下での人的被害は確認できていないとしているが、物的被害は、公立学校に限っても105校にあった。がけ崩れ、校舎壁のひび割れ、ガラス破損などがあった。
 石川県がまとめた4日午前8時時点の被害状況によると、珠洲市の孤立集落のうち、大谷小中学校には約300人が避難しているという。同校のホームページによると、同校は平成28年にできた義務教育学校。5月時点での児童・生徒数は22人。日本海に面し、反対側には山が迫っている。

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