魔女の一日 魔女になるための秘密
12面記事飯島都陽子 作
山村浩二 絵
本書は「魔女の家」を訪れ、普段の魔女の生活ぶりを眺めるお話。魔女になるための秘密も見られる。
主人公はある日、カラスから、魔女が住む一軒家の話を知らされ、家の中には「けっしてみてはいけない秘密の品」があると言われる。
早速、一軒家をのぞくと、大きな鍋やつぼがあり、カラスや黒猫、フクロウなどがいた。魔女の顔には、ほくろやイボがあり、かぎ鼻が特徴。鳥や動物と話ができる。
「魔女の一日」は朝が早く、夜明け前から森でハーブを摘んで薬や魔よけ、お茶などに使う。そして保存食やジャムを作り、「そうじを楽にする魔術」や「いやなことをわすれる魔術」などの勉強もしている。
最後に、「魔女の素質」チェックシートを掲載。自分の「素質」を大事にしてほしいという。
(Tel03・3861・1861)
(1980円 金の星社)