特別支援学校と小・中高校の一体運営 都教委が検討へ
NEWS 東京都教委は、小中高校と特別支援学校の一体的運営に向けた検討を進める方針を示した。13日の都議会で浜佳葉子教育長が答弁した。
一体的な運営を巡っては、文科省の有識者会議が今年3月に取りまとめた報告書で「インクルーシブな学校運営モデル」の創設を提言していた。浜教育長は、区市町村や高校関係者などの意見を踏まえ、「特別支援学校との一体的な設置など、インクルーシブな教育の在り方を検討する」とした。
都教委の特別支援教育課の担当者は「今後、都としての在り方の検討に着手したい」と話す。検討・実施の時期や対象となる学校などは未定だという。