からだはすごいよ!てきぱきはたらくちのひみつ
12面記事木村 倫子 絵
弓倉 整 監修
子どもがカッターで指を切ってしまい、「血が止まらないかもしれない」と不安になる。しかし、しばらくするとちゃんと止まっていた。
本書は、赤血球、白血球、血小板などのキャラクターが登場し、血液に秘められた力を紹介。体内で、血小板が集まって傷口をふさぎ血を止める様子や赤血球が全身に酸素を運ぶ様子を描いている。 ちなみに、血が赤いのは赤血球が赤いから。でも赤くない生き物もいる。いずれにしても、生物の体が元気でいられるのは、赤血球が全身に酸素を届けているためだ。
他にも、医師の監修の下、血に関わるさまざまな知識が詰め込まれている。食べ物の好き嫌いをなくすことも大事だという。(小学校低学年から)
(2200円 少年写真新聞社 Tel03・3264・2624)