今後はサークルにも入ってみたいと笑顔で話す武藤さん

　日本教育新聞社では高校現場に大人について考える機会として「１８歳成人オンラインフェアvol.２」を１２月１日から開催している。
　今回は、本オンラインフェアに出演した法政大学社会学部に通う武藤ゆかさん（大学１年生）に話を聞いた。
　武藤さんは昨年、高校３年生のとき、本フェアの「高校生セッション」「高校教員×高校生ディスカッション」に出演した。大学へ進学し、自分自身が大人になったと感じたところや、大学生プログラムの魅力などについて語ってもらった。
　昨年と比べて大人になったと感じる点についての質問に対し、「前回、このイベントに参加したときは、学校の先生や同世代がいたが、今回は年上が多く、学校の先生もいない。はじめは孤独感を感じたが、イベントに一人で参加していることについて、大人になったと感じた」と話した。加えて、最近はじめて選挙に参加したことも挙げ、「投票は思ったよりあっさり終わったが、選挙当日までに、候補者を調べ、今までなら素通りしていた選挙演説にも足をとめ、耳を傾けた」と振り返った。
　今回の大学生プログラムの魅力については、「高校生の頃は、大学生のリアルな声を聞く機会が無かったため、このプログラムは大学入学後の自分の姿を想像することができる」と語り、続けて「私が高校生の頃に観たかった」と悔しそうに語った。

開催概要
▽名称＝１８歳成人オンラインフェアvol.２
▽会期＝２０２３年１２月１日～２０２４年１月３１日
▽主催＝日本教育新聞社
▽参加費＝無料
▽形式＝オンライン開催
▽プログラム
　（１）開会のご挨拶
　（２）特別座談会
　（３）高校教員セッション
　（４）現役大学生に聞く～高校卒業後の進路～
　（５）協賛企業・団体のコンテンツページ

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