電機メーカーが提案する理科のプログラミング授業
9面記事日本電機工業会
一般社団法人日本電機工業会(JEMA)は、小学校6年生「電気の利用」の単元での実践を想定したプログラミング授業を体験できる小学校教員向けのオンラインセミナーを 3学期を控えた12月27日(水)に開催する。
本セミナーは夏休み期間の8月2日、8月8日の2日間で開催され、理科授業の理想とされている「課題解決型の授業」を通して、学習指導要領で記載されているプログラミング的思考を育成していく内容となっている。オンライン形式のセミナーであっても座学だけでなく、グループに分かれて実験を行い、参加教員同士がコミュニケーションを図るなど、参加者が実際の授業の一部を体験できるセミナーになっている。
参加した教員からは「具体的な炊飯器をテーマとした内容となっており学びと日常とのつながりが実感できる」や「理科の授業としてプログラミング的思考を育む教材として、とても参考になる授業案である」など自分ごととして児童に指導できる授業内容という評価を得ている。
実際に授業を受けた児童からは「電気製品の仕組みに興味が持てた、もっと他の電気製品の仕組みを知りたい」や「実験は難しかったけど、グループで話し合いながら予想を立て、自分で温度調節ができるのは楽しかった」など体験的に学ぶことで電気製品への興味が深まったようだ。
単元「電気の利用」において、児童に日常生活とのつながりを実感させる授業を模索している教員には、ぜひ参加を検討してほしい。12月27日(水)に開催するオンラインセミナーの申し込みは下記URLから。
申し込み=https://www.rikakyoiku.jp/sem_outline/
問い合わせ=一般社団法人 日本電機工業会 理科教育支援委員会(企画部内)
電話 03・3556・5882