児童・生徒の自殺、10月は過去5年間で最多
NEWS 児童・生徒の自殺件数を1~10月の10カ月間で比べると、今年は過去3年間よりも少なかったものの、令和元年は上回っている。10月だけで比べると今年は45人が亡くなり、過去5年間で最も多い年となった。引き続き深刻な状況が続いている。
文科省が24日に開いた自殺対策会議の配布資料として示した。それによると、年間の自殺件数は増加を続けている。今年に入ると、前年を下回る月が続いていたが、7月と10月は上回った。
1~10月に自ら命を絶った児童・生徒の人数は令和元年が346人。以後、402人、396人、429人と推移し、今年は352人だった。