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大学生を非常勤講師として任用 沖縄県教委

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 沖縄県教委は本年度、教員免許取得見込みの大学生に臨時免許を交付し、非常勤講師として任用する制度を始める。学生は週2、3日学校で4時間程度勤務し、授業を担当する。県教委は、学生が教育実習とは違う形で卒業までの期間に学校で勤務することを通じて、学校現場への不安の解消につなげたい考えだ。
 対象は大学4年生など、卒業年次で教員免許取得見込みの学生。教育実習を終えていて、勤務が学業の支障にならないことが条件。教員採用選考を受検していなくても申し込みできる。県教委は書類選考と面接をした上で、選考通過者には取得見込みの免許状と同じ校種・教科の臨時免許状を交付する。勤務の開始時期や地域は個別の状況に応じて決めるという。
 任用後は週2~3日程度、県内の小・中学校で非常勤講師として年度末まで勤務する。まずはTT(チームティーチング)で授業の補助に入るところから始める。その後は担任教員と相談しながら進め、1人で授業を担当することも想定している。時給は2800円で、別途交通費の一部を県教委が補助する。
 応募は今月末までインターネット上で受け付けている。

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