暴力、不登校など過去最多
1面記事写真は不登校に関するNPOが盛山文科相と面会する場面=4日
小・中学校、高校などで令和4年度に認知・発生したいじめ、暴力行為、不登校が過去最多を更新したことが4日、文科省の集計で分かった。いじめ認知件数は10・8%増、暴力行為発生件数は24・8%増、不登校の児童・生徒数は22・1%増となった。高校を中途退学した人、自殺した児童・生徒の人数も増えた。いじめ認知件数は特別支援学校も対象。どの校種とも増えていた。前年度の調査で減っていた自殺は再び増えた。
一方、出席停止は1件増の5件にとどまった。過去25年間では、平成11年度が84件と最多となってから減少傾向にある。過去6年間は一桁にとどまっている。
(3面「wordプラス」に「出席停止」)