小6の就きたい職業「医師」が急上昇
2面記事 今年3月に小学校を卒業した子どもに、将来就きたい職業を尋ねた民間調査で、「医師」が昨年の7位から4位に順位を上げた。コロナ下で注目された医師の姿が影響したとみられる。
調査は化学メーカーのクラレが今年1月中旬から3月中旬にかけてアンケートを実施し、計820人(男子373人、女子447人)が回答した。
1位は昨年と変わらず「スポーツ選手」(9・1%)、2位と3位は入れ替わり、それぞれ「教員」(5・0%)、「漫画家・イラストレーター」(4・8%)だった。
男女別では、「スポーツ選手」は今年も男子でトップだった。内訳は「野球」が4割を占め、3年ぶりにサッカーと逆転した。今年3月に開催されたWBC(ワールドベースボールクラシック)での侍ジャパンの活躍が影響した可能性もある。
女子では「漫画家・イラストレーター」が1位、「教員」が2位。「医師」は昨年の9位から3位に上がった。
「教員」は全体と女子で2位になり、男子でも8位に入るなど人気が高かった。