修学旅行の企業訪問で金融経済教育とキャリア教育の場を提供
13面記事支払方法について生徒に聞く
クレディセゾン
(株)クレディセゾンでは、2019年から中高生に対し、お金との上手な付き合い方を学べる「出張授業SAISON TEACHER」を展開している。クレジットカードをはじめとする、キャッシュレスサービスのしくみや18歳成人を念頭に置いた契約と責任、お金の大切さ、計画を立てることの難しさなどを伝えている。また、同社では、出張授業のほかに、修学旅行での企業訪問向けにキャリア授業の要素を加えたプログラムも実施している。
この授業では、セクションが5つに分かれており、「クレジットカードについて知ろう」「クレジットカード業界ってどんな業界?」「クレジットカード会社のお仕事」「クレジットカード会社のビジネスモデル」「キャリア教育」とクレジットカードの知識や業界、仕事について学ぶことができる。
同授業では、一方的に話を聞くだけではなく、キャッシュレス決済の支払いのタイミングの比較や三者間契約におけるそれぞれのメリットを生徒自身に考えてもらい、発表をするなど、生徒が主体的に参加しながら進められる。
キャリア授業の部分では、「金融業界に興味を持ったきっかけ」「クレディセゾンに入社した理由」など、講師の実体験を聞く。また、仕事のやりがいについては、講師がやりがいのあった仕事を紹介し、キャリア授業を締めくくった。
質疑応答の時間では、「クレジットカードのマークは世界で何種類あるのか」「クレジットカードの色でサービスに違いがあるのか」「クレジットカードの番号はどうやって決められているのか」と多くの質問が飛び交った。
問い合わせ=(株)クレディセゾン CS推進部 金融教育担当 電話03・6692・5819
講師の話を聞き、ワークシートに自分の考えを書き込んでいる
仕事のやりがいについて語る講師