2023年度 第49回実践研究助成 「助成金贈呈式」を開催
6面記事奨励状を授与される東京都・葛飾区立東金町小学校 この後、特別研究指定校を代表して「決意表明」も行った
パナソニック教育財団
(公財)パナソニック教育財団(東京都港区・小野元之理事長)は5月26日、今年度の第49回実践研究助成の「助成金贈呈式」を開催した。
同財団による研究助成制度は、学力・人間力向上などの教育課題の改善に、ICTを効果的に活用して取り組む実践的研究を対象に行なわれている。1年間の研究を対象とする一般部門と、2年間の継続研究に対し助成する特別研究指定校部門がある。
今年度の「特別研究指定校」には、LCAグループ学校法人SOLAN学園・瀬戸SOLAN小学校と東京都・葛飾区立東金町小学校が選ばれた。
贈呈式では財団・小野理事長による挨拶、永岡文部科学大臣祝辞の後、文部科学省初等中等教育局修学支援・教材課長の武藤久慶氏による講演が行われた。
引き続き助成先となった各校・団体の代表に、奨励状が手渡され、選考委員長である東京工業大学名誉教授・赤堀侃司氏から励ましの言葉が動画で送られた。その後、前年度表彰校による事例紹介も行われた。
また「スタートアップセミナー」と題された第2部では、助成先数校と大学の研究者で構成される専門委員らが各会場に分かれて実践研究について協議する「グループディスカッション」も行なわれた。
今後、各助成対象校・団体は、個々に具体的な実践研究を進めていく。
問い合わせ先=(公財)パナソニック教育財団 電話03・5521・6100
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