教員の処遇改善、中教審に諮問へ
NEWS 永岡桂子・文部科学相は22日に開かれる中央教育審議会の総会で、教員の処遇改善策を諮問する。有識者会議が4月にまとめた論点をもとに、初等中等教育分科会に特別部会を設けて議論する。来年春ごろをめどに方向性を示す。
文科省の有識者会議が示した論点では、教職調整額の4%からの引き上げや、職務に応じた手当の創設などを示した。
自民党の特命委員会が今月まとめた提言では、
・教職調整額を10%以上に引き上げ
・学級担任手当の創設
・時間外勤務を将来的に月20時間程度とする
―ことなどを盛り込んでいた。