多様性学ぶ体験型授業「スポ育」参加校募集
8面記事日本ブラインドサッカー協会
NPO法人日本ブラインドサッカー協会は体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」の申し込みを受け付けている。パートナー企業のサポートにより原則無料。対象は学校(小4~高3年)またはスポーツ団体になる。6~8月分の申し込み受け付けは4月10日から実施している。
「スポ育」は、パラリンピック競技であるブラインドサッカーの要素を用いた体験型多様性教育プログラム。90分を基本とし、子どもたち全員が視覚に障害のあるブラインドサッカー選手と触れ合い、アイマスクを着けた状態でさまざまな活動に取り組む。
従来の「対面体験型」に加え、コロナ禍がきっかけとなり、新たに「オンライン座学型」のプログラムを開発。GIGAスクール構想によってオンライン授業に対応できる学校も増えた。それにより実施できる地域が、「対面体験型」は日本国内、「オンライン座学型」は海外を含む全地域になった。これまで実施の難しかった地域のニーズに対応できるため、今後も二つのプログラムを継続的に実施していく方針だ。
「スポ育」のプログラムを開始した平成22年から累計で約19万人が参加。昨年度は前年度比で106件が増えたという。
詳細、申し込み=https://supoiku.b-soccer.jp/