出張授業で「多様性」学ぼう 民間団体が希望校募る
2面記事 一般社団法人の社会応援ネットワーク(東京・中央区、高比良美穂代表理事)は本年度、視覚障害のある音楽家、手話ダンサー、パラスポーツ選手、「LGBTQ+」など、それぞれの特性を生かして活躍している人たちを講師とした出張授業を行う。昨年度までも、小・中学校、特別支援学校などで開催実績がある。費用は、同ネットワークが負担する。希望校を募っている。オンラインでも実施できる。
事業名は「多様性プロジェクト」。全ての子どもたちが個性を生かし、自分にも何かができるという希望を持って、一歩を踏み出すきっかけとなることを目指す。
出張授業の模様は、可能な限り、動画にまとめ、公開したい考え。動画公開に同意する学校を優先して、出張授業を行うという。
講師による話を中心とした「講話・講演コース」と、講師のワザを見学・体験する「体験コース」がある。障害理解教育、共生教育への関心が深い学校に、この事業の利用を呼び掛けている。
問い合わせ=Tel03・6661・6617