一人一人のやり取りに着目
11面記事マンタ
(株)マンタが提供する「さくら連絡網」は、2024年度の強化で多言語対応や校務支援システムとの連携強化などを予定しているが、中でも注目されているのが、生徒一人一人について学校と保護者(高校以上では生徒本人)との間でさくら連絡網を介してどのようなやり取りが行われたかの履歴を時系列で閲覧できる機能である。
文科省が推進する「学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化」に対応した同サービスでは、保護者からの欠席や遅刻の届け、体温などの健康状況の報告、学校からのお知らせや保護者アンケート、プリントのデジタル配布、災害時の安否確認など、さまざまな情報が行きかうことになる。教員は保護者や生徒からの問い合わせや相談があった際、過去の経緯を把握できることにより、より的確な対応が可能になる。
「さくら連絡網」は、確実に届く連絡機能と、教員の業務効率化に着目したサービスにより、全国2500を超える教育機関に導入され、好評を得ているが、保護者(生徒)とのやり取りを記録し、教えてくれる今回の機能は、教員の負担を削減しつつ、保護者対応や生徒指導の質を落とさない、更なるアシスト機能となりそうだ。
さくら連絡網では、教員の負担軽減のため、保護者向けのサポート窓口を365日体制で開いており、機能面、サポート面の両方で教員の負担削減を支援していく考えだ。
問い合わせ=(株)マンタ 電話050・5490・3623
https://さくら連絡網.jp