「青空は、太陽の反対側にある」展 第1期(春夏季)開催
4面記事奈良美智『Eve of Destruction』 2006年 カンヴァスにアクリル絵具 117・0x91・0cm (c)Yoshitomo Nara
原美術館ARC
原美術館ARCは「青空は、太陽の反対側にある」展を2023年3月24日(金)から開催する。
本展では、作品制作や鑑賞のあり方の一端を表す言葉を当館の豊かな自然環境に求め、「青空は、太陽の反対側にある」と題し、「原美術館コレクション」(現代美術)と「原六郎コレクション」(東洋古美術)を春夏季と秋冬季の2期に分け展観する。
原美術館ARCは、現代美術の専門館である原美術館(東京・品川 1979―2021)と別館ハラ ミュージアム アーク(群馬・渋川 1988年開館)の活動を集約し、2021年4月に始動した美術館。青い空と深い緑に抱かれた豊かな環境での美術体験を特長としている。建築は、「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を受賞した磯崎新が手がけた。
「原美術館コレクション」は、運営母体である公益財団法人アルカンシエール美術財団理事長の原俊夫が財団設立時から収集した1950年代以降の世界の現代美術コレクション。明治の実業家・原六郎(1842―1933)が収集した近世日本絵画、工芸、中国美術などを「原六郎コレクション」 として所蔵している。
通常は東京国立博物館に寄託している国宝『青磁下蕪花瓶』と『青磁袴腰香炉』が里帰りする他、「光悦本」と呼ばれる希少な古活字本、『謡本』を展示。『青磁袴腰香炉』は明治期以来の一般公開、『謡本』は初公開する。(※『青磁下蕪花瓶』、『青磁袴腰香炉』の展示は3月24日から4月26日まで)
【展覧会概要】
名称
「青空は、太陽の反対側にある」展 第1期(春夏季)
会期
第1期(春夏季)3月24日(金)~9月3日(日)
※木曜日は休館(祝日および8月を除く)
※8月中は無休
会場
原美術館 ARC(群馬県渋川市金井2855―1)
開館時間
午前9時30分~午後4時30分(入館は閉館の30分前まで)
※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。