全国学芸サイエンスコンクール 小5「尿の研究」に内閣総理大臣賞
2面記事 旺文社が主催する「第66回全国学芸サイエンスコンクール」の表彰式が3日、都内で行われた。今回は、理科自由研究部門に応募した小学校5年生が内閣総理大臣賞を受賞。家族の協力を得て尿の酸性度について研究した。
このコンクールは、「学ぶ人は、変えてゆく人だ」の言葉の下で同社が主催。内閣府、文科省、環境省が後援している。青少年の学術、科学、文芸の振興奨励を目的として、同社創業者の赤尾好夫氏が昭和32年に創設した。
小学生から高校生までが対象。理科自由研究や絵画、小説、作文など全12部門があり、学校種別に審査する。今回の応募総数は9万点を超え、2391校から参加があった。内閣総理大臣賞は福岡市立馬出小5年生の蒲池泰大さんが受賞した。
文部科学大臣賞を受賞した児童・生徒は次の通り。
社会科自由研究部門
加藤あんりさん(東京都港区立青南小6年生)
理科自由研究部門
林千早さん(香川県東かがわ市立引田小中学校8年生)
人文社会科学研究部門
谷津凜勇さん(東大寺学園高校3年生)
詩部門
玉越紗良さん(愛知県蒲郡市立三谷東小学校4年生)
絵画部門
國岡杏奈さん(江戸川学園取手中学校3年生)
読書感想文部門
鈴木彩心さん(学習院女子高等科1年生)