世田谷美術館

　世田谷美術館は「世田谷美術館コレクション選　わたしたちは生きている！セタビの森の動物たち」を2023年2月18日（土）から開催している。
　本展では、「セタビ」こと世田谷美術館の豊かなコレクションから古今東西、さまざまな手法で表現されたいろいろな動物の作品を約120点展観する。
　展示作品には、犬、猫、牛など身近な動物から豹、アルマジロなど普段なかなか見られない動物、そしてペガサス、ケンタウロスのような想像上の動物まで100種以上が登場。油彩、日本画、版画、彫刻とジャンルも多彩な作品から多様な動物の表現を味わえる子どもから大人まで楽しめる展覧会だ。
　展示のプロローグでは、地域の小学校のプレワークショップで子どもたちが制作した動物たちが来場者を出迎える。本館では、1986年の開館以来、区立小中学校の子どもたち約8000人の来館を迎え入れ、案内役の「鑑賞リーダー」と呼ばれる400人以上のボランティアが活動する。地域に密着した教育普及活動を行う美術館の草分けとして、数十年にわたる活動を活かした区内の小学校とのコラボレーションから生まれた展示も見どころの一つだ。
　また、展示構成の最後には来場者が自由に創作できるコーナー「みんなでつくるセタビの森」があり、誰でも動物の作品を描いて壁に貼り出すことができる。

【展覧会概要】

名称
　「世田谷美術館コレクション選　わたしたちは生きている！セタビの森の動物たち」

会期
　2月18日（土）～4月9日（日）
　※月曜は休館
　※月曜が祝休日の時はその翌平日が休館
　※展示替えの期間中は企画展・ミュージアムコレクション展示室の両方を閉める場合がある。

会場
　世田谷美術館（東京都世田谷区砧公園1―2）

開館時間
　午前10時～午後6時（入場は閉館の30分前まで）
　※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。

　公式サイト＝https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00212